音江環状列石

6月1日(木)
北海道深川市音江に所在する縄文時代の環状列石群
1956年(昭和31年)12月28日、国の史跡に指定されている。
音江環状列石 入口
国道12号線、石狩川、道央自動車道深川JCT付近
音江環状列石入口 15:45
音江環状列石駐車場 
マムシグサ サトイモ科テンナンショウ属
全草にシュウ酸カルシウムの針状結晶、サポニン、コニインが含まれる有毒植物。
音江環状列石まであと370m
音江環状列石へ 15:48
音江環状列石へ 15:53
北海道文化財百選 音江の環状石籬 15:54
音江の環状列石説明板
稲見山という標高113メートルの台地に構築されている。
遺構は、13号まで確認されているが、もっと多数であったと考えられている。
発掘調査は、1917年(大正6年)に道庁技師が2基の環状列石の内側を調査している。
また、1953年(昭和28年)と1955年(昭和30年)にも発掘調査されている。
1956年(昭和31年)12月28日、国の史跡に指定されている。
展示品は深川市生きがい文化センター郷土資料室に展示している。
音江環状列石 15:54
北側の遺構の敷き詰めた石を取り除くと下から2m×0.5m、深さ1mほどの
隅丸方形の墓壙が掘られていた。
墓壙内から腐食した人骨、底から翡翠の小玉、黒曜石製石鏃、チャート製の石匙、
朱漆片が出土した。
南側の方形土塁の内側には、隅丸方形状に平たい石を敷き詰め、
その下に1m×2mの墓壙が掘られていた。
11号では翡翠小玉23、有柄石鏃12個が並べられた状態で出土した。
石鏃のそばには朱漆の弓が樹皮様の紐を巻き付けて置かれていた。
12号では翡翠小玉9、朱漆片、13号では翡翠小玉6、黒曜石石鏃1が出土している。
音江環状列石 
音江環状列石 
音江環状列石 
音江環状列石 
音江環状列石 
音江環状列石 
音江環状列石 
音江環状列石 15:57
音江環状列石 奥で伐採作業中 15:58
現在13基確認されている、他に30基くらいあると予想されている。
音江環状列石  16:01
音江環状列石 
音江環状列石 
音江環状列石 
音江環状列石 
音江環状列石 
音江環状列石 
音江環状列石
音江環状列石から戻る
石狩川と深江市方面を望む
音江環状列石の通路側に生えていたマムシグサ 
音江環状列石 16:10
石狩川と深江市方面を望む

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