利尻町ウニ種苗生産施設

2023年 6 付4日(日)
利尻町ウニ種苗生産施設
利尻町ウニ種苗生産施設 14:52
雑食性であるウニの味は何を食べて育つかが重要!
良質で豊富な利尻昆布を食べて育つ利尻のウニは味の評価が高い。
ウニは採りやすく資源量の変動が出やすい生き物。
利尻島では様々な制限を取り決め、安定した水揚げを得る努力をしている。
養殖にも力を入れており、その拠点となるのがウニ種苗生産センターである。
親ウニを採り、採卵・受精した後、チビウニを海に放流できる大きさまで育て、
島の沿岸へ放流している。
ウニ種苗生産センターでは、ウニは昆布を餌にするので
昆布が枯渇しないようにウニと昆布のバランスを考えた放流、
放流後の育成状況の確認、ウニの天敵ヒトデの駆除なども行っている。
利尻町ウニ種苗生産施設
平成21年7月9日、小泉純一郎・元内閣総理大臣 視察
平成30年8月4日、平成天皇皇后両陛下 行幸啓
平成30年8月4日、平成天皇皇后両陛下 行幸啓
平成30年8月4日、平成天皇皇后両陛下 行幸啓記念碑
平成30年8月4日、平成天皇皇后両陛下 行幸啓記念木碑
ウニ種苗センター、交流促進センター「どんと」仙法志支部にお立ち寄り
利尻町ウニ種苗生産センター
ウニ資源は昭和63年の水揚げ80トンをピークに年々減少し、既存の栽培センターや
ウニ中間育成施設を利用して種苗の人口栽培や購入種苗の育成放流を行ってきたが、
それ以上の資源回復施設が必要になり、この大規模なウニ種苗生産施設を整備した。
施設完成:平成6年9月
種苗出荷数:年間400万粒(平成23年、年間500万粒)

利尻町栽培漁業センター
昭和51年度よりコンブの採苗、あわび・ウニの畜養を目的に運用してきた。
エゾバフンウニ人工採苗、中間育成が成果を上げ年間80万粒になった。

利尻町ウニ種苗生産施設見学 14:52
エゾバフンウニ、キタムラサキウニ、海鼠
ウニ種苗生産施設 アワビ藻の水槽
エゾバフンウニ
ウニ種苗生産施設
ウニ種苗生産施設
エゾバフンウニ、キタムラサキウニ
ウニ種苗生産センターではエゾバフンウニを育てている。
利尻島のウニ漁
あけるとわかるウニのからだ
 エゾバフンウニの誕生から漁獲まで
01 ウニのごはんづくり
02 人工授精・幼生飼育
03 波板飼育・選別・かご飼育
04 利尻の海に放流・出荷
利尻山と海の素敵な関係
エゾバフンウニ、キタムラサキウニ
アワビ藻の水槽
アワビ藻の水槽
アワビ藻の水槽
エゾバフンウニ、キタムラサキウニ
ウニ種苗生産(エゾバフンウニの育成)

エゾバフンウニとキタムラサキウニの比較
エゾバフンウニとキタムラサキウニ
利尻山と海の素敵な関係

ウニ種苗生産センターでは、ウニは昆布を餌にするので
昆布が枯渇しないようにウニと昆布のバランスを考えた放流、
放流後の育成状況の確認、ウニの天敵ヒトデの駆除なども行っている。
利尻町ウニ種苗生産センター
ウニの子どもをつくる場所
利尻町ウニ種苗生産施設付近 15:05
利尻町ウニ種苗生産施設付近 15:05
利尻町ウニ種苗生産施設付近 15:05
利尻町ウニ種苗生産施設付近 15:05

昆布も資源が枯渇しないように養殖している。(松前町コンブ採苗センター)マコンブの養殖は、昭和40年代から本格的に始まった。現在、生産量は天然マコンブを上回っており、地域の主要な漁業となっている。養殖の工程は、まず成熟した天然コンブ(母藻)を採取し、陸上の施設で種苗を培養、生産し、その後、前浜に沖出しして海中で本養成を開始する。マコンブの養殖には秋から翌年の夏まで1年弱の育生で水揚げする促成養殖と、冬の2月から翌年の夏まで2年弱の期間を経て水揚げする2年養殖がある。これらの期間中には、間引き、株分けおよび水深調整などを行う。

養殖施設模式図養殖施設は通常10数基の幹綱(又は張り網)を張りめぐらせたものを1セットとしている。幹綱にはダンラインロープ20ミリメートルを使用し、浮玉300ミリメートル、360ミリメートル、2tブロックまたは60キログラム土俵で幹綱を固定している。マコンブの種苗糸は養生綱に挟み込んで育成している。
この下に養殖施設が張り巡らされている


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